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中央大学通信教育部学生会横浜支部  
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入学検討中の方へ - 学習の仕組みについて

 こちらでは、在学生だからこそ言える中央大学法学部通信教育課程の「実態」のうち、学習の仕組みに関して、入学検討中の方や志願者の方が「入学前にこの点を知りたい!」と思われるであろう事項を取り上げます。
 

- 学習の仕組みがよくわかりません。要するに、何をどうすれば卒業できるのでしょうか?

 修業年限に相当する期間(1年次入学は4年間・3年次編入学は2年間)以上在籍し、かつ、所定の単位数を修得することにより、卒業することができます。中央大学を含む一般的な大学の通学課程と同様です。

 修業年限は、最短で卒業できる年数です。これとは別に、在籍できる最長年数である在籍期間(1年次入学は12年間・3年次編入学は10年間)も定められていますが、後者については、再度の入学により既修得単位は基本的に大部分が換算されるため、それほど気にする必要はありません。実際に、再度の入学により十数年間在籍して卒業するケースもしばしば見受けられます。

 所定の単位数には、卒業論文・総合面接試問をはじめ、幾つかの必修単位が含まれます。それらを含め、所定の単位数を修得する必要があります。例えば、大卒・短大卒・高専卒の3年次編入学(一括換算者)の場合、所定の授業科目単位数は80単位であるため、卒業論文関連の8単位を除けば、72単位が必要とあります。すべてを4単位の科目で修得する場合、18科目です。

 なお、授業科目単位数とは全く別に、スクーリング単位数についても、所定の単位数(1年次入学は30単位・3年次編入学は15単位)を修得する必要があります。スクーリング(インターネット経由のオンデマンドスクーリングを含みます。)1回の受講で2単位(英語科目や「体育実技」は1単位)が付与されるため、単純計算で、1年次入学は15回、3年次編入学は8回の受講が必要となります。


- レポートの用紙は、実際のところ、どのようなものでしょうか?

 A5サイズのオレンジ色の表紙の冊子となっています。事務的な処理のための成績票・受付票や指導票なども綴じ込まれていますが、No.1のページが課題記入欄、No.2からNo.16までのページが解答欄であり、20字×10行の原稿用紙となっています。

 入学説明会では、現物を確認することができるはずです。ご覧になりたい方は、入学説明会へどうぞ。


- レポートの課題は、実際のところ、どのようなものでしょうか?

 基礎的な問題と応用的な問題に分かれています。複数の課題やその枝問により全体像を網羅的に把握できるようになっている科目もあれば、典型的な論点を中心に深掘りする科目もあります。科目によっては、司法試験の過去問とほぼ同様の課題もあります。

 入学説明会では、本物の『レポート課題集』を確認することができるはずです。ご覧になりたい方は、入学説明会へどうぞ。


- レポートの課題や科目試験の問題を見ましたが、内容が理解できません。やはり、難しいでしょうか?

 それらの内容を理解し、正解を答えられるようになるのが「体系的な学習」です。入学前の方や新入生・初学者の方が「難しい」「意味不明」と感じることは、誰もが通る途であり、自然なことです。臆することなく、飛び込んでみてください。


- 在学生の方がレポートを提出する頻度は、実際のところ、どの程度でしょうか?

 当支部では、職業人が多いため、毎月2通程度という支部員が多いように思えます。もちろん、若い専業の方や無職の方、お子さんのいない専業主婦の方などであれば毎月4通以上というケースもあるでしょうし、逆に、お仕事やご家庭のご事情などのために、毎月1通以下のペースとなってしまうケースも当然にあります。また、新年度が始まって夏期スクーリングまでの間や、各種スクーリング前後には集中的に多くなるものの、それ以外のシーズンには相対的に少なくなるということもあるようです。

 いずれにせよ、提出可能なレポートの数は限られますので、単位修得に向けて、計画的に取り組むことが必要となります。


- レポートを提出してから返却されるまでの期間は、実際のところ、どの程度でしょうか?

 通信教育部の公式サイトには「平均30日」「提出してから手元に戻るまで30~40日を要するものとして学習計画を立てて」と記載されていますが、こちらはSLAに近い表現であり、実際のところ、それよりも短いことがほとんどです。

 感覚的には、1週間であれば「早いな」、2~3週間であれば「標準的かな」、4~5週間であれば「遅いな」というところでしょうか。1カ月を過ぎた場合、事務室へ状況を照会するケースもあります。2カ月を要したケースは、当支部の把握している限り、ありません。


- レポートが不合格となった場合、合格するまで提出し直し続けなければならないのでしょうか?

 その科目の単位を科目試験のみにより修得しようとしている場合、科目試験の受験までにすべてのレポート課題(4単位科目であれば4つすべて)に合格しておく必要があるため、合格するまで提出し直し続ける必要があります。

 一方、その科目のスクーリングを受講する場合、受講により所定通数のレポート提出が免除される(通常は2通免除・英語科目は1通免除)ため、他の課題で必要な通数が合格しているのであれば、不合格の課題が残っていても単位を修得することができます。


- レポートを提出せず、単位を修得できる科目や方法はありますか?

 はい、あります。

 まず、通常のオレンジ色のレポートの提出を要しない科目として、「演習1」「演習2」「演習3」「卒業論文・総合面接試問」「体育実技1」「体育実技2」「情報処理1」「情報処理2」「導入教育A」「導入教育B」が挙げられます。もっとも、「演習1」「演習2」「演習3」では発表資料など、「卒業論文・総合面接試問」では当然に卒業論文、「情報処理1」「情報処理2」「導入教育A」「導入教育B」では個別の提出物がそれぞれ求められますので、「何も提出しなくても良い」という訳ではありません。

 次に、授業科目単位数が2単位の科目について、スクーリングを受講する場合が挙げられます。具体的な科目としては、「外国法概論1」「外国法研究1」「商法(総論・総則)」「商法(商行為法)」「海商法」「保険法」「自然科学1[概論]」「自然科学3[生物学]」「自然科学4[化学]」「体育理論」「保健理論」が挙げられます。これらの科目については、スクーリングの受講により、レポートの提出が2通分免除されるため、スクーリングを受講する場合にはレポートを提出する必要はありません。

 そして、第1群・第2群以外の群の科目(主として教養科目)について、スクーリングを2回受講する場合(いわゆるダブルスクーリングの場合)が挙げられます。この場合、1回の受講につきレポートの提出が2通分(英語科目は1通分)ずつ、合計4通分(英語科目は2通分)免除されるため、レポートを提出する必要はありません。

 詳しくは、入学後に毎年配布される『別冊白門』を参照するか、事務室へお問い合わせください。


- 科目試験の受験後にレポートを合格させ、単位を修得することはできますか?

 いいえ、できません。

 科目試験の受験に際しては、予め試験日までに所定通数のレポートが合格していることが要件となります。従い、そもそも「受験後にレポートを合格させ」ということ自体ができません。


- スクーリングの受講後にレポートを合格させ、単位を修得することはできますか?

 スクーリングごとに設定される「レポート合格期限」までに所定通数のレポートを合格させれば、単位を修得することができます。

 科目試験とは異なり、スクーリング試験は、所定通数のレポートが合格していなくても、受験することができます。但し、「レポート合格期限」までに所定通数のレポートを合格させられなかった場合、試験の答案が無効となるため、単位を修得することはできません。

 一部の大学の通信教育課程のように、スクーリングを先に受講し、その後、任意のタイミングでレポートを合格させることにより自動的に単位を修得する、というようなことはできませんので、ご注意ください。


- スクーリングを受講せず、科目試験だけで単位を修得して卒業することはできますか?

 一部の例外(卒業に必要なスクーリング単位のすべてが免除となる中央大学通学課程の卒業生の場合など)を除き、できません。

 授業科目単位数とは全く別に、スクーリング単位数についても、所定の単位数(1年次入学は30単位・3年次編入学は15単位)を修得する必要があります。スクーリング(インターネット経由のオンデマンドスクーリングを含みます。)1回の受講で2単位(英語科目や「体育実技」は1単位)が付与されるため、単純計算で、1年次入学は15回、3年次編入学は8回の受講が必要となります。


- 単位を修得するための各種試験の難易度は、実際のところ、どの程度でしょうか?

 難易度は、各自の主観によりますが、一般に、スクーリング試験の合格率(単位修得率)は75~80%、科目試験の合格率(単位修得率)は50%、といわれています。科目によっては、これよりも高いこともあれば低いこともあります。

 スクーリング試験は、原則として当該スクーリングの講義中に扱った内容のみが範囲となります。これに対し、科目試験は、特に指定がない限り、通常、その科目の教科書の内容すべてが範囲となります。このため、一般に、スクーリング試験の方が単位を修得しやすいとされていますが、中には、過去問を分析することにより、科目試験の方が単位を修得しやすい科目もあります。


- 単位を修得するための各種試験の過去問は入手できますか?

 科目試験については、通信教育部より、試験が実施された翌月の補助教材『白門』に同封される形で配布されます。また、新入生に対しては、入学前、過去半年分程度の科目試験の過去問が配布されます。但し、語学科目の過去問は配布されません。

 スクーリング試験については、過去問は配布されません。


- 試験によらずに単位を修得できる科目はありますか?

 はい、あります。

 まず、「演習1」「演習2」「演習3」については、いわゆるゼミであり、発表資料などの作成は課されますが、試験による成績評価(単位の付与)は行われません。次に、「体育実技1」「体育実技2」では、口頭ベースの小テストが行われる場合もありますが、通常、いわゆる試験は行われません。そして、「情報処理1」「情報処理2」「導入教育A」「導入教育B」では、個別の提出物が求められることはありますが、同様に、通常、いわゆる試験による成績評価(単位の付与)は行われません。

 詳しくは、通信教育部公式サイトなどに掲載される各科目の講義内容を参照するか、事務室へお問い合わせください。


- 卒業要件の単位数(授業科目単位数・スクーリング単位数)が多く、負担に感じます。削減される予定はありますか?

 そのような検討が進められている可能性はありますが、2016年10月現在、決定された事実はないという認識です。


- 1年次入学を検討しています。「英語」が不安です。大丈夫でしょうか?

 数十年間にわたり全く英語と関わっていないような比較的高齢の方については若干の懸念が残りますが、それ以外の方は、安心して良いかと思います。まず、大丈夫でしょう。

 英語科目のスクーリングは、予習・復習を必要としますが、試験は講義中に和訳した箇所の和訳を中心に出題されます。従い、可能な範囲で予習・復習を行い、講義中の和訳の内容を憶えていれば、単位は修得できるはずです。頑張りましょう。


- 1年次入学を検討しています。「英語」以外の外国語科目は必修でしょうか?

 いいえ、必修ではありません。

 卒業要件としては、第7群の英語科目において8単位必修、第5群から第10群の教養科目全体において41単位必修となっていますが、第8群のドイツ語・フランス語科目には必修要件は設定されていません。「第二外国語」などの設定はありません。


- 1年次入学を検討しています。「体育実技」が不安です。必修でしょうか?

 いいえ、必修ではありません。

 卒業要件としては、第9群の健康関連科目全体において1単位必修となっていますが、「体育実技1」「体育実技2」を含む個々の科目には必修要件は設定されていません。「体育理論」または「保健理論」の単位を修得すれば、要件を満たすことができます。

 但し、それほど過酷な運動をする訳ではなく、何より数少ない1年次入学の在学生同士が集まる機会でもあるため、ご都合の許す限りにおいて、受講してみることをお勧めいたします。


- チューター制度(ティーチング・アシスタント制度)やメンター制度はありますか?

 通信教育部としては、ありません。

 当支部では、メンター制度を母体とする支部員限定の「学習相談制度」を用意しています。事実上、チューター制度としても活用することができますので、入学後は、学生会横浜支部へご参加の上、是非、ご相談ください。


 

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